2018年10月29日(月)、帝劇にて第2回「のどじまん・思い出じまん大会」が開催されました。一般募集の2024通の応募者の中から、135組による二次審査を経てファイナリストに選ばれた、20組が帝劇にてそれぞれの情熱や思い出、人生そのものを『レ・ミゼラブル』の曲に乗せて歌声を披露!多くの報道関係者とオーディエンス約1800名が見守る中、帝劇場内は盛大な歌声と拍手に包まれました。
- 【二次審査ダイジェスト映像】
森公美子さんと駒田一さんのテナルディエ夫妻による軽快なトークでイベントはスタート。
- ファンテーヌとエポニーヌのソロ曲を掛け合わせた曲をパワフルに歌ったお海瀬さんと佐々木さん。大学を卒業する際に『レ・ミゼラブル』の衣裳扮装をしたのだとか。
- 幼い頃にガブローシュ役でのオーディション経験もある橋本さん。「将来の夢は!?」と司会に詰め寄られ・・・。
- カーネギーホールでリサイタルを開催する夢を持つ熱田さん。司会の森公美子さんからの情報で、賞金の¥50万以内で小ホールが借りることが出来ることが判明!
- 29年ぶりに『レ・ミゼラブル』公演が行われる北海道地区から参加した山本さん。自前のファンテーヌの衣裳で切なく歌った「夢やぶれて」に、司会のお二人の目にも涙・・・。
- 障碍者施設で働いていたが、5月に心筋梗塞で倒れた戸田さん。今や「民衆の歌」を高らかに歌い上げるまでに元気に。
- 自前のリトル・コゼットの衣裳に身を包んだ微笑ましい4人、ハモりのアレンジも自分たちで考えたとのことで、司会のお二人もビックリ!
- エポニーヌ、マリウス、コゼットの連続パートを、声色を変えて一人で挑戦した社家さん。帝劇に来場していた応援団に笑顔で応える15歳。
- 2年前に脳梗塞を患いリハビリ中の親友を励ましたい、という思いで参加した山北さん。帝劇に来場していた親友に元気を贈りました。
- 本業は尺八奏者の松村さん。和装で、歌と尺八をミックスした本邦初の「カフェ・ソング」を披露。
- 歌とダンスで、レビューのような『レ・ミゼラブル』を披露した、大阪の学生ミュージカルサークルの皆さん。自前の衣裳も本格的。
ここで前半の10組のパフォーマンスが終了。10分間の休憩中に、二次審査で惜しくもファイナリストの選に漏れた29組のダイジェスト映像を放映。
後半の10組のパフォーマンスがスタート!
- 昨年腕を複雑骨折して全身麻酔手術をした田中さん、洗足学園大学のミュージカル科に通う昆夏美さんの後輩でもある。もちろん将来の夢は・・・!?
- ひょんなことから知り合いになったミュージカル俳優志望の3人チーム。衣裳の再現度は高いが、コゼットの帽子で顔が見えない・・・。(笑)
- クッシング病という難病を患うが、支えてくれる娘2人に頑張る姿を見せたいと参加した竹内さん。手話を交えて「オン・マイ・オウン」を熱唱。
- 北九州在住の今回最年少ファイナリストの比嘉さん。堂々たる歌唱ぶりで司会のお二人をも唸らせた。
- 音楽大学への進学も決め、将来はマリウスを演じることを夢見る高校生の中村さん。抜群のファルセットを披露。
- 紙芝居と弾き語りをミックスした一人「ワン・デイ・モア」を披露した尾畑さんとそのお友だち。後半の畳み掛ける輪唱を見事にこなした声色変化に会場からどよめきも。
- 完璧なエポニーヌ扮装姿で登場した飯塚さん。ミュージカル俳優志望の20歳の大学生。
- 今回最年長ファイナリストで、山口県の地元でロックを歌っている徳田さん。独特の髪型に司会の森公美子さんも興味津々(笑)
- ミュージカル俳優の夢を持ちながらも公務員としての日々を送る平井さん。迫力のテノールを披露。
- ファンテーヌ、エポニーヌ、ジャベールの3曲のマッシュアップは世界初!?衣裳もトリコロールで気合抜群。
これで、20組のファイナリストのパフォーマンス披露は終了、審査結果を待つ間に、ゲスト審査員でもあるジャン・バルジャン役の吉原光夫さん、エポニーヌ役の昆夏美さん、屋比久知奈さん、アンジョルラス役の相葉裕樹さん達も加わり、トークショーが行われ、思い出深いエピソードや失敗談などに会場が爆笑に包まれました。
それでは、いよいよ各賞の発表です!
エピソードが印象深かった方への「思い出賞」を受賞した竹内みきさんには、『レ・ミゼラブル』公演のペアオープンチケットがプレゼンター森公美子さんより贈呈されました。
「日比谷シャンテ賞」を受賞した社家あや乃さんには、日比谷シャンテグルメ券1万円分が、プレゼンター昆夏美さんより贈られました。
「御園座賞」を受賞した徳田嘉忠さんには、名古屋グルメの代表「山本屋本店」味噌煮込みうどん、2万円分相当の目録が贈られました。
「梅田芸術劇場賞」を受賞した西夢美さん他15名の皆様には、大阪名物「551蓬莱」の豚まん他ギフトセット、2万分円相当の目録が贈られました。
「博多座賞」を受賞した比嘉一稀さんには、博多の定番の味、「ふくや」の辛子明太子、2万円分相当の目録が贈呈されました。
「北海道芸術文化劇場hitaru賞」を受賞した富永璃愛さん&松田茜さん&小山奈桜さん&藤井明日香さんには、札幌のスイーツの名店、「北菓楼(きたかろう)」のお菓子詰め合わせ2万円分相当の目録が贈呈されました。
「エンターテイメント賞」を受賞した尾畑里美さんには、旅行券3万円分相当の目録が、プレゼンター相葉裕樹さんより贈られました。
「奨励賞」を受賞した飯塚萌木さん、『レ・ミゼラブル』音楽監督・山口Billy琇也による歌唱レッスン券が、プレゼンター屋比久知奈さんより贈られました。
そして、優勝「思い出じまん大賞」に輝いたのは、世界初の3曲マッシュアップで圧倒的な歌唱を披露した建畠慶子さん&鈴木晴絵さん&春日希さんに、賞金50万円の目録がプレゼンター吉原光夫さんから贈呈されました。おめでとうございます!
そしてお別れに帝劇の舞台と客席と2000人が列に入った「民衆の歌」を大合唱!
2024通ものご応募を下さった皆様、ご来場頂き応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。次回は、『レ・ミゼラブル』2019年全国ツアー公演でお会いしましょう!
- 【バックステージ編】