2013年1月21日、ミュージカル『レ・ミゼラブル』「ファンの集い~新たなキャストを迎えて~」が帝国劇場にて行われました。今回は新キャストである福井晶一(ジャン・バルジャン/ジャベール役)を迎え、65名のキャストが登場しました。当日はキャスト5名によるトークショーや、6曲もの歌唱披露など、盛りだくさんの内容となりました!
MC「まずは吉原光夫さん、よろしくお願いします。よかった、ようやく笑顔になって(笑)。吉原さんはジャン・バルジャン、ジャベール両方の顔をされてますよね。なんとなく両方似合っているという印象がありますが。とにもかくにも、ジャン・バルジャンとジャベール両方、ということになりました。今の気持ちは?」
吉原光夫 (ジャン・バルジャン/ジャベール役)
「またこの舞台に戻ってきたって感じがして、緊張してます。」
吉原「前回(2011年)すごく緊張しました。今回も緊張してるんですが・・・。」
MC「前回がジャン・バルジャンだったんですよね。今度はジャベールもやると。いかがですか?」
吉原「今2役稽古してるんですけど、両方1つの役に2つの面があるんじゃないかなと。バルジャンにも影があって、ジャベールにももしかしたら過去に光があったのかも知しれない。この2役をやるというのは、1つの役に対してすごく大事なことだなぁと。」
MC「2つの役をやることによってそれぞれの役に投影される、ということがあるのかもしれませんよね。初演のころに鹿賀丈史さんと滝田栄さんがジャン・バルジャンとジャベールを交互にやられるという、そんな頃を思い出しますが、映画版で言えばヒュー・ジャックマンとラッセル・クロウを両方演じなきゃいけないという(笑)。大変でございますけれども、ぜひ頑張っていただきたいと思います。
それでは、知念里奈さん。知念さんといえば、2005年にまずコゼット、2007年にエポニーヌ、そして2011年ファンテーヌ、ということで3役をやってらっしゃいますが、今回もファンテーヌ、と。どんなお気持ちですか?」
知念里奈(ファンテーヌ役)
「年齢や自分の置かれている関係と同じように、自分も生きているというか、『レ・ミゼラブル』と一緒に進んでいるような気持ちで今はファンテーヌを必死にやってます。お客様もその時の状況とか年齢で感情移入するキャラクターが違ったりして、そういう楽しみ方もあるのかなというのは、お手紙を頂いたりしてわかりますね。」
MC「『レ・ミゼ』ファンは息が長いですから。もう初演の頃からずっと見てらっしゃる方もいらっしゃるので、まさに自分の人生と重なり合わせて。かつてはコゼットと同年代だけど、今はファンテーヌ(母親)というのは充分にあるわけですからね。3役やったので、次はマダム・テナルディエかな、とおっしゃってましたよね?」
知念「クミ(森公美子)さんや(浦嶋)りんこさん、(谷口)ゆうなさんに教えてもらったらできますかね?(笑)あのキャラクターができるくらいの、内容のある人間になりたいなと思います。」
MC「10年後、15年後、はあるかも知れないですよね。
続いては原田優一さん。マリウス、ということになりますけど今回の新演出、どんな思いですか?」
原田優一(マリウス役)
「僕は1994年にガブローシュ役をやらせて頂いて、物心ついてといいますか、ミュージカルというものを知ったのがまず『レ・ミゼラブル』でした。旧演出版に見慣れているといいますか、自分にとって『レ・ミゼラブル』というのはあの演出、って刷り込まれているところはあるので、まず1回自分のメモリーを取り外して置いといて、また新たに演出を受けたいと思います。」
MC「もう稽古は始まっているんですか?」
原田「今、歌稽古の段階です」
MC「ということは新演出版のマリウスが旧演出版と比べてこう変わるという部分はありますか?」
原田「稽古が進んでいくと、もっと色んな違いが分かるとは思いますが、ただ譜面上でも結構前とは変っているところがあるので、自ずと変わってくると思います。」MC「原田さんもワクワクしながら、ということになりますね。」原田「ワクワクです!(笑)」
MC「さぁ続いて、浦嶋りんこさん。宜しくお願いします。私、前回の製作発表のときにも申し上げたんですけど、前からマダム・テナルディエをやっていらっしゃったような印象があるんですよね。でも初めてですよね。意気込みはいかがでしょうか?」
浦嶋りんこ(マダム・テナルデイエ役)
「楽しみです。こんなに公然と子供をいじめられる役なんて(笑)。本当は優しいんですけど。めったにそういう濃いキャラクターってあんまりないかなぁと思って、楽しんでやらせて頂きたいと思ってます。大きい作品で長い歴史があるので、参加できる喜びと、それをどんどん吸収していたいと思います。」
MC「テナルディエ夫妻っていうのは中盤から登場して"持っていく"というか、笑わせてくれる役ですからね。」
浦嶋「インパクトのある曲や演出が多いと思います。」
MC「ぜひ期待しております。
そして、若井久美子さん。コゼットで今回初参加、どんなお気持ちですか?」
若井久美子(コゼット役)
「帝国劇場、そして『レ・ミゼラブル』は私にとって夢の作品でしたので、今の舞台に立てていることが夢のようです。」
MC「そうです、今まさにここが帝国劇場ということですもんね。あと数カ月すればこの舞台でコゼットを演じていらっしゃるわけですからね。」
若井「私も客席で観させていただいた作品だったので・・・幸せです。」
MC「若井さんは東宝ミュージカルアカデミーの卒業公演でコゼット役を演じてらっしゃったんですよね。それが認められて、今回オーディションで役を勝ち取った。どんな気持ちですか?」
若井「舞台装置も素晴らしいですし、素晴らしいベテランの方々・俳優の方々と共演させていただけるので、先輩方からたくさん学んで本公演までにコゼットとして立派に生きられるように頑張ります!」
MC「初々しいコゼットに期待しております。頑張って下さい!」
山口「今回の新演出版の音楽的魅力についてですが、まず1つには、今までのオーケストラのアレンジがエレキベースだったのが、コントラバスを使うようになり、音がより重厚になりました。
また、オーケストラのアレンジが変わると同時に、今回は"盆"(回り舞台)がなくなりました。ですので、場面によっては登場する曲の長さがすごく短かくなったり、あるいは全くなくなってしまったりと、演出に合わせて色々な楽曲の変化もあります。
もう1つは、逆に復活するシーンもあるんです。初演を覚えていらっしゃる方は思うところがあると思いますが、コゼットが"プリュメ街"でジャン・バルジャンと会話するシーンがあったのですが、再演以降でカットされてきたこのシーンが復活になり、会話の内容がより緻密なものになったという印象があります。
長くなったところもあり、短くなったところもあり、トータルでは同じ上演時間になったかなという感じです。
映画版をご覧になった方はたくさんいらっしゃると思いますが、映画同様に今回の新演出版はリアリティを追求しています。それは、もちろん芝居の面でもそうですが、音楽的にも音響設計的にも言えることです。ガブローシュが登場する時だけに使用される打楽器も用意されたりもするんです。そんなところも観ていただいて、映像で観ていただいた印象がこの舞台だとどういう風に変わるのか、大いに興味を持っていただきたいと思います。
先ほど、たくさんのアンサンブルキャストの方が紹介されましたけど、今まで全員で歌っていたフレーズが1人1人に割り当てられたというところもたくさんあります。ですから、アンサンブルキャストの皆さん1人1人が責任を持ってそのフレーズを歌うということに関しては、今回の新演出版の方が2倍も3倍も緊張感あるいは責任感を持ってお客様の前で歌うということになると思います。そういうところも、1人1人に注目して頂けると大変嬉しいです。」
里アンナ(ファンテーヌ役)
「これまでも、ファンテーヌはどういう女性だったのかというのを考えながらお稽古させて頂いていたのですが、今日これまで稽古してきた中での、ファンテーヌとしてのベストを尽くして、皆様にお届けできたらという思いで、歌いました。またお稽古を続けていく中で、もっと掘り下げて、ファンテーヌを皆様にお届けできたらと思います。」
川口竜也(ジャベール役)
「こういうイベントで『スターズ/星よ』を歌わせて頂くのは2度目(前回は2012年11月28日開催の『映画公開記念スペシャル・イベント』)で、その時は緊張しまくってですね、今回はそんなことないように歌わせて頂いたんですけど、意外と落ち着いてできました。先日の製作発表では"夢のような気分だ"と言ったと思うのですが、もう夢ではありませんので、しっかり現実を見据えて、足元をしっかり踏みしめて、ジャベールとして進んでいきたいと思います。」
平野 綾(エポニーヌ役)
「この帝劇のステージに立つのは今日が初めてだったので、本番が始まる前に立つことが出来てすごく嬉しかったです。本当に緊張したので、うまく歌えてるか不安ですが、本番ではもっと素晴らしい歌を聞かせられるように頑張りたいと思います。」
福井晶一(ジャン・バルジャン/ジャベール役)
「(歌唱披露は)・・・緊張しました。帝劇の舞台に立てて、本当に嬉しく思っています。そして、『レ・ミゼ』の一員として参加できることに本当に幸せを感じています。4月の開幕まで、このメンバーで、みんなで頑張っていきたいと思います。」
駒田 一(テナルディエ役)
「これから稽古ということで、どうなるかっていうのは僕自身不安ですが、不安に思っても前には進んでいかないと思うので、みんなで力を合わせて、男性では僕が最年長になってるみたいなんで・・・ここ笑ってください(笑)。みなさんのお力添えあっての『レ・ミゼ』でございますので、ぜひ応援宜しくお願いします!」
KENTARO(テナルディエ役)
「今ちょうど稽古中でして、(テナルディエ役は)すごく難しいです。でも、やりがいをたくさん感じているので、これからの稽古、4月の開幕に向けて僕にしかできないテナルディエというものを必ず作り上げて、みなさんに喜んでいただけるよう精一杯頑張ります。」
和音美桜(ファンテーヌ役)
「今は映画の方も話題になっていますが、新演出版のキャストとしては、私たちも演出を受けていないのでまだ分からない部分もあるのですが、稽古を通して、映画を参考にしつつも、新しいものをみんなで作っていけたらいいなと思います。」
笹本玲奈(エポニーヌ役)
「新演出版として『レ・ミゼラブル』をみなさんと作るのは初めてのことなので、エポニーヌを昆さん、平野さんと3人6脚で頑張っていきたいと思います。」
森公美子(マダム・テナルディエ役)
「本日は、こうして新しいメンバーと一緒に『レ・ミゼ』ができるということの素晴らしい日に皆様ご参加頂きまして、本当にありがとうございます。私、映画の方も観させて頂きまして、本当にものすごく良く出来ているので、それを超える私たちのパワーをまた4月の舞台で観て頂きたいと思っております。そして私、個人的にはちょっとダイエットに成功致しまして(笑)、4月、皆様にお目にかかる時には私、もしかしたらファンテーヌになっている可能性もございます(爆笑)。知念里奈がマダム・テナルディエをやるということになるかも知れません(笑)。
開幕までもうじきでございます。チケットのご用意はよろしいでしょうか?
メンバーがこれだけおりますので、何回観ても楽しい『レ・ミゼラブル』になると思います。ぜひご覧ください!」
<プリンシパルキャスト5名によるトークショー>
MC「まずは吉原光夫さん、よろしくお願いします。よかった、ようやく笑顔になって(笑)。吉原さんはジャン・バルジャン、ジャベール両方の顔をされてますよね。なんとなく両方似合っているという印象がありますが。とにもかくにも、ジャン・バルジャンとジャベール両方、ということになりました。今の気持ちは?」
吉原光夫 (ジャン・バルジャン/ジャベール役)
「またこの舞台に戻ってきたって感じがして、緊張してます。」
MC「帝国劇場に来ると、蘇ってくる、本番のことを思い出すと?」
吉原「前回(2011年)すごく緊張しました。今回も緊張してるんですが・・・。」
MC「前回がジャン・バルジャンだったんですよね。今度はジャベールもやると。いかがですか?」
吉原「今2役稽古してるんですけど、両方1つの役に2つの面があるんじゃないかなと。バルジャンにも影があって、ジャベールにももしかしたら過去に光があったのかも知しれない。この2役をやるというのは、1つの役に対してすごく大事なことだなぁと。」
MC「2つの役をやることによってそれぞれの役に投影される、ということがあるのかもしれませんよね。初演のころに鹿賀丈史さんと滝田栄さんがジャン・バルジャンとジャベールを交互にやられるという、そんな頃を思い出しますが、映画版で言えばヒュー・ジャックマンとラッセル・クロウを両方演じなきゃいけないという(笑)。大変でございますけれども、ぜひ頑張っていただきたいと思います。
それでは、知念里奈さん。知念さんといえば、2005年にまずコゼット、2007年にエポニーヌ、そして2011年ファンテーヌ、ということで3役をやってらっしゃいますが、今回もファンテーヌ、と。どんなお気持ちですか?」
知念里奈(ファンテーヌ役)
「年齢や自分の置かれている関係と同じように、自分も生きているというか、『レ・ミゼラブル』と一緒に進んでいるような気持ちで今はファンテーヌを必死にやってます。お客様もその時の状況とか年齢で感情移入するキャラクターが違ったりして、そういう楽しみ方もあるのかなというのは、お手紙を頂いたりしてわかりますね。」
MC「『レ・ミゼ』ファンは息が長いですから。もう初演の頃からずっと見てらっしゃる方もいらっしゃるので、まさに自分の人生と重なり合わせて。かつてはコゼットと同年代だけど、今はファンテーヌ(母親)というのは充分にあるわけですからね。3役やったので、次はマダム・テナルディエかな、とおっしゃってましたよね?」
知念「クミ(森公美子)さんや(浦嶋)りんこさん、(谷口)ゆうなさんに教えてもらったらできますかね?(笑)あのキャラクターができるくらいの、内容のある人間になりたいなと思います。」
MC「10年後、15年後、はあるかも知れないですよね。
続いては原田優一さん。マリウス、ということになりますけど今回の新演出、どんな思いですか?」
原田優一(マリウス役)
「僕は1994年にガブローシュ役をやらせて頂いて、物心ついてといいますか、ミュージカルというものを知ったのがまず『レ・ミゼラブル』でした。旧演出版に見慣れているといいますか、自分にとって『レ・ミゼラブル』というのはあの演出、って刷り込まれているところはあるので、まず1回自分のメモリーを取り外して置いといて、また新たに演出を受けたいと思います。」
MC「もう稽古は始まっているんですか?」
原田「今、歌稽古の段階です」
MC「ということは新演出版のマリウスが旧演出版と比べてこう変わるという部分はありますか?」
原田「稽古が進んでいくと、もっと色んな違いが分かるとは思いますが、ただ譜面上でも結構前とは変っているところがあるので、自ずと変わってくると思います。」MC「原田さんもワクワクしながら、ということになりますね。」原田「ワクワクです!(笑)」
MC「さぁ続いて、浦嶋りんこさん。宜しくお願いします。私、前回の製作発表のときにも申し上げたんですけど、前からマダム・テナルディエをやっていらっしゃったような印象があるんですよね。でも初めてですよね。意気込みはいかがでしょうか?」
浦嶋りんこ(マダム・テナルデイエ役)
「楽しみです。こんなに公然と子供をいじめられる役なんて(笑)。本当は優しいんですけど。めったにそういう濃いキャラクターってあんまりないかなぁと思って、楽しんでやらせて頂きたいと思ってます。大きい作品で長い歴史があるので、参加できる喜びと、それをどんどん吸収していたいと思います。」
MC「テナルディエ夫妻っていうのは中盤から登場して"持っていく"というか、笑わせてくれる役ですからね。」
浦嶋「インパクトのある曲や演出が多いと思います。」
MC「ぜひ期待しております。
そして、若井久美子さん。コゼットで今回初参加、どんなお気持ちですか?」
若井久美子(コゼット役)
「帝国劇場、そして『レ・ミゼラブル』は私にとって夢の作品でしたので、今の舞台に立てていることが夢のようです。」
MC「そうです、今まさにここが帝国劇場ということですもんね。あと数カ月すればこの舞台でコゼットを演じていらっしゃるわけですからね。」
若井「私も客席で観させていただいた作品だったので・・・幸せです。」
MC「若井さんは東宝ミュージカルアカデミーの卒業公演でコゼット役を演じてらっしゃったんですよね。それが認められて、今回オーディションで役を勝ち取った。どんな気持ちですか?」
若井「舞台装置も素晴らしいですし、素晴らしいベテランの方々・俳優の方々と共演させていただけるので、先輩方からたくさん学んで本公演までにコゼットとして立派に生きられるように頑張ります!」
MC「初々しいコゼットに期待しております。頑張って下さい!」
<歌唱披露の前に、音楽監督・山口琇也による楽曲解説>
山口「今回の新演出版の音楽的魅力についてですが、まず1つには、今までのオーケストラのアレンジがエレキベースだったのが、コントラバスを使うようになり、音がより重厚になりました。
また、オーケストラのアレンジが変わると同時に、今回は"盆"(回り舞台)がなくなりました。ですので、場面によっては登場する曲の長さがすごく短かくなったり、あるいは全くなくなってしまったりと、演出に合わせて色々な楽曲の変化もあります。
もう1つは、逆に復活するシーンもあるんです。初演を覚えていらっしゃる方は思うところがあると思いますが、コゼットが"プリュメ街"でジャン・バルジャンと会話するシーンがあったのですが、再演以降でカットされてきたこのシーンが復活になり、会話の内容がより緻密なものになったという印象があります。
長くなったところもあり、短くなったところもあり、トータルでは同じ上演時間になったかなという感じです。
映画版をご覧になった方はたくさんいらっしゃると思いますが、映画同様に今回の新演出版はリアリティを追求しています。それは、もちろん芝居の面でもそうですが、音楽的にも音響設計的にも言えることです。ガブローシュが登場する時だけに使用される打楽器も用意されたりもするんです。そんなところも観ていただいて、映像で観ていただいた印象がこの舞台だとどういう風に変わるのか、大いに興味を持っていただきたいと思います。
先ほど、たくさんのアンサンブルキャストの方が紹介されましたけど、今まで全員で歌っていたフレーズが1人1人に割り当てられたというところもたくさんあります。ですから、アンサンブルキャストの皆さん1人1人が責任を持ってそのフレーズを歌うということに関しては、今回の新演出版の方が2倍も3倍も緊張感あるいは責任感を持ってお客様の前で歌うということになると思います。そういうところも、1人1人に注目して頂けると大変嬉しいです。」
<ミュージカルナンバー6曲の歌唱披露>
♪「一日の終わりに」/アンサンブルキャスト
♪「夢やぶれて」/里アンナ
♪「スターズ/星よ」/川口竜也
♪「オン・マイ・オウン」/平野綾
♪「彼を帰して」/福井晶一
♪「民衆の歌」/オールキャスト
<プリンシパルキャスト9名からのご挨拶>
♪「一日の終わりに」/アンサンブルキャスト
♪「夢やぶれて」/里アンナ
♪「スターズ/星よ」/川口竜也
♪「オン・マイ・オウン」/平野綾
♪「彼を帰して」/福井晶一
♪「民衆の歌」/オールキャスト
<プリンシパルキャスト9名からのご挨拶>
里アンナ(ファンテーヌ役)
「これまでも、ファンテーヌはどういう女性だったのかというのを考えながらお稽古させて頂いていたのですが、今日これまで稽古してきた中での、ファンテーヌとしてのベストを尽くして、皆様にお届けできたらという思いで、歌いました。またお稽古を続けていく中で、もっと掘り下げて、ファンテーヌを皆様にお届けできたらと思います。」
川口竜也(ジャベール役)
「こういうイベントで『スターズ/星よ』を歌わせて頂くのは2度目(前回は2012年11月28日開催の『映画公開記念スペシャル・イベント』)で、その時は緊張しまくってですね、今回はそんなことないように歌わせて頂いたんですけど、意外と落ち着いてできました。先日の製作発表では"夢のような気分だ"と言ったと思うのですが、もう夢ではありませんので、しっかり現実を見据えて、足元をしっかり踏みしめて、ジャベールとして進んでいきたいと思います。」
平野 綾(エポニーヌ役)
「この帝劇のステージに立つのは今日が初めてだったので、本番が始まる前に立つことが出来てすごく嬉しかったです。本当に緊張したので、うまく歌えてるか不安ですが、本番ではもっと素晴らしい歌を聞かせられるように頑張りたいと思います。」
福井晶一(ジャン・バルジャン/ジャベール役)
「(歌唱披露は)・・・緊張しました。帝劇の舞台に立てて、本当に嬉しく思っています。そして、『レ・ミゼ』の一員として参加できることに本当に幸せを感じています。4月の開幕まで、このメンバーで、みんなで頑張っていきたいと思います。」
駒田 一(テナルディエ役)
「これから稽古ということで、どうなるかっていうのは僕自身不安ですが、不安に思っても前には進んでいかないと思うので、みんなで力を合わせて、男性では僕が最年長になってるみたいなんで・・・ここ笑ってください(笑)。みなさんのお力添えあっての『レ・ミゼ』でございますので、ぜひ応援宜しくお願いします!」
KENTARO(テナルディエ役)
「今ちょうど稽古中でして、(テナルディエ役は)すごく難しいです。でも、やりがいをたくさん感じているので、これからの稽古、4月の開幕に向けて僕にしかできないテナルディエというものを必ず作り上げて、みなさんに喜んでいただけるよう精一杯頑張ります。」
和音美桜(ファンテーヌ役)
「今は映画の方も話題になっていますが、新演出版のキャストとしては、私たちも演出を受けていないのでまだ分からない部分もあるのですが、稽古を通して、映画を参考にしつつも、新しいものをみんなで作っていけたらいいなと思います。」
笹本玲奈(エポニーヌ役)
「新演出版として『レ・ミゼラブル』をみなさんと作るのは初めてのことなので、エポニーヌを昆さん、平野さんと3人6脚で頑張っていきたいと思います。」
森公美子(マダム・テナルディエ役)
「本日は、こうして新しいメンバーと一緒に『レ・ミゼ』ができるということの素晴らしい日に皆様ご参加頂きまして、本当にありがとうございます。私、映画の方も観させて頂きまして、本当にものすごく良く出来ているので、それを超える私たちのパワーをまた4月の舞台で観て頂きたいと思っております。そして私、個人的にはちょっとダイエットに成功致しまして(笑)、4月、皆様にお目にかかる時には私、もしかしたらファンテーヌになっている可能性もございます(爆笑)。知念里奈がマダム・テナルディエをやるということになるかも知れません(笑)。
開幕までもうじきでございます。チケットのご用意はよろしいでしょうか?
メンバーがこれだけおりますので、何回観ても楽しい『レ・ミゼラブル』になると思います。ぜひご覧ください!」
<そして、キャスト65名が帝劇客席通路を通って退場!>