Vol.7 稽古場最終日‼️

皆様こんにちは!リチャード・ケイン役の竹内將人です✨

ついに稽古場最終日を迎えました。
「最終日だからもう完璧でしょ?」と思いきや、そうではありません!
通し稽古の前にはまだまだシーン稽古があり、最後の最後までブラッシュアップを重ねました🎭
直前に変更があった箇所も、通し稽古までに何とか自分のものにし、共演する俳優の皆さんと舞台上でしっかりコミュニケーションを取りながら挑みました。

稽古場は最終日に向けて少しずつ賑やかに✨
初日はキャストと歌唱スタッフだけだった空間も、最終日にはキャスト、オーケストラ、大道具、小道具、衣裳、ヘアメイク、照明、音響等々、それぞれの部門から多くのスタッフが集まりました。
そしてプロデューサー陣や見学者も増え、大勢での稽古となりました👥

人が増えると緊張するかと思われがちですが、俳優たちはそれどころではありません‼️
これまで演出や振付、音楽班からもらったノートを振り返り、台詞を再確認しながら頭をフル回転させます📝
そんな中でも不思議と新しい感性が生まれる瞬間があります。
余裕がないからこそアンテナが研ぎ澄まされ、新たな表現につながるんです✨

通し稽古の前には、演出のダニエルから全体へのお話がありました。
「俳優もスタッフも、それぞれの持ち場を全力で表現してほしい。たとえ表に出ない仕事であっても、それは俳優や音楽を通して観客に届き、一つの芸術となる。」
その言葉を胸に、全員が集中力を高めていきました💪✨

いよいよ迎えた最終通し稽古。
それぞれが手応えや課題を噛み締めながら、無事に終えることができました。
稽古では思わず鳥肌が立つ瞬間があります。
何度も見てきた稽古の中でも、俳優やスタッフが全力を注ぐ表現に触れると、不意に感動がこみ上げてくるんです。
僕自身、鳥肌が立った時に勝手に「この瞬間を皆で共有できた」と感じることがあります。
同じタイミングで他の人も鳥肌が立っているかは分かりませんが、そう信じています😊✨
稽古場で共有してきた感動を、今度は劇場でお客様に確実にお届けするために。
劇場入り後はさらにさまざまな部署が加わり、各部署との連携を深めていきます🎭
劇場入りが本当に楽しみです🎉

これで稽古場レポートは一区切り。いよいよ劇場へ‼️

キャスト・スタッフ一同、気を引き締めて、怪我のないように舞台稽古を進めて参ります 💪✨

今回も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました🙇‍♂️

リチャード・ケイン役竹内將人