「才能が宿るのは肉体なのか?魂なのか?」という深遠なテーマをベースに、その高い音楽性と重層的な作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫り、2002年の日本初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けてきた本作。ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)のゴールデンコンビによる大ヒットミュージカルが、2021年以来、約3年ぶりに上演される。
タイトルロールのヴォルフガング・モーツァルト役を演じるのは、2018年シーズンから同役を務める古川雄大。2023年に『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』で初の帝劇単独主演を果たし、映像でも「ハヤブサ消防団」「大奥 Season2」など話題のドラマに次々と出演している。そして今回が初登場となるもう1人のヴォルフガング・モーツァルトは京本大我。『エリザベート』『ニュージーズ』『シェルブールの雨傘』など着実に舞台でのキャリアを積み、満を持しての帝劇初主演となる。
また、本作は2025年に閉館を発表している帝国劇場の、クロージングラインナップ作品でもある。