かつて一世を風靡した老芸人は、人生を悲観し自殺を図った若いバレリーナを助け、再び舞台に立たせる。しかし、スターに上り詰める彼女と入れ替わるように、老芸人は人生の舞台から退場しようとしていた――。
舞台人の儚い宿命と、残酷なまでに美しい愛の物語を、ノスタルジックに描いた映画『ライムライト』。この不朽の名作を「チャップリン映画の"マイ・ベストワン”」と語る石丸幹二が、老芸人・カルヴェロ役に三度目の出演。そしてカルヴェロを献身的に支えるヒロインのバレリーナ・テリー役に朝月希和(ミュージカル『シェルブールの雨傘』、『王様と私』)、テリーに想いを寄せる作曲家・ネヴィル役に太田基裕(ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』、『ロミオ&ジュリエット』)という実力派キャストが新風を吹き込みます。
アカデミー作曲賞を受賞した名曲「テリーのテーマ」(“エターナリー”)にのせて、再び感動の幕が上がります。