はじまりはニュージャージー州の貧しい片田舎。”天使の歌声”を持つフランキーは、成功を夢見る兄貴分のトミーとニックのバンドグループに迎え入れられる。早速3人での音楽活動が開始されたが、何かが欠けていた。鳴かず飛ばずの日々が続く中、作曲の才能溢れるボブが加入する。しかし金もコネもない彼らを待っていたのは過酷な下積み生活。その中でも音楽性を着実に磨き、才能を開花させていく。そしてついにボブの楽曲と4人のハーモニーが大物プロデューサーの目に留まった。彼らは《Sherry》をはじめとする全米ナンバー1の楽曲を次々に生み出していく。しかし輝かしい活躍の裏では、莫大な借金やグループ内での確執、家族の不仲など、さまざまな問題が勃発し、グループを引き裂いていく。成功の光と挫折の闇。あまりに劇的な春夏秋冬を駆け抜けていく4人が、その先で見たものとは―。