『シー・ラヴズ・ミー』は1963年にブロードウェイで初演され大絶賛を浴びた名作で、日本では市村正親と涼風真世のコンビで1995年に初演、1997、1998年と続演された人気作品である。作曲・作詞は希代の名作ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』のジェリー・ボックとシェルドン・ハーニックのコンビ。クリスマスを舞台に繰り広げられる優しいストーリーと温かな音楽が観る者の心を癒す、キュートでロマンティックなミュージカルだ。
ジョージ役の薮宏太(Hey! Say! JUMP)は、2009年上演時にも同役を演じており、観客のみならず薮本人も熱望した約13年ぶりのジョージが実現する。共演には元宝塚歌劇団星組トップ娘役の綺咲愛里、AKB48グループ卒業後は舞台を中心に実績を積む宮澤佐江、『レ・ミゼラブル』マリウス役でデビューした若手注目株の竹内將人、幅広い作品に出演し確かな存在感が光る岡田亮輔、力強い歌声で硬軟問わず演じる実力派の岸祐二、圧倒的な歌唱力で作品を支える坂元健児らが顔を揃える。