今回は明治座に沿って走る清州橋通りを清州橋の方向へ7分程歩き、1本わき道に入ったところにあるブックカフェ《Hama House》を大森未来衣さんと訪ねてきました!
全面ガラス張りのビルの前には観葉植物が多数置かれた、ナチュラルテイストのお店です。なんだかとっても落ち着けそう。
コンセプトは「街のリビングとなる場所」だそうですよ。
白を基調に、自然光が差し込む明るい店内は、なんと言っても壁一面の大きな本棚が目を惹きます。
大森さんが『屋根の上のヴァイオリン弾き』で演じるチャヴァは、本が大好きな女の子。
「本好きのチャヴァには共感します。私も本が好きで、小中学生の頃は毎日のように読んでいましたので。最近は忙しくあまり読めていないのですが……。読むのは主に小説です。『ハリー・ポッター』シリーズとか、大好きでした」(大森)
そんな大森さんが手を伸ばしたのは『ネコ・かわいい殺し屋』(築地書館)という本。
「なんですかこれ、すごく気になる……。あ、小説じゃないですね。真面目な研究書っぽいです」(大森)
わかります、とても惹かれるタイトルです。
なお、写真に写っているのはその次に手にとった『北欧式 眠くならない数学の本』(三省堂)。
「ブックカフェって初めて来たのですが、面白いですね」(大森)。
ランチメニューは日替わりのデリプレート1,100円(税込)などもありましたが、大森さんが選んだのは〈あいがけカレー〉1,100円(税込)。
バターチキンカレーと、ほうれんそうとチキンのスパイスカレーのハーフ&ハーフです。
まず大森さんが反応したのは、サラダにかかっているドレッシングです。
「ドレッシングがピンクです……! 何の味だろう、わからないけれどおしゃれな味がします」(大森)
あとで店長さんにお聞きしたところ、赤玉ねぎのドレッシングとのことでした。
カレーのお味は?
「おいしい! でもクドくなくて、さらりと食べられます」(大森)
食レポは初挑戦、ご本人曰く「カレーを食べたら『カレーだ』って言っちゃうタイプ」とのことですが、頑張って味を伝えてくれる大森さんが可愛い……。
「バターチキンの方は、そんなに辛くなくて甘めです。おいしいです。ほうれん草の方は……なんだろう、ほうれん草の青い感じがまったくなくて……これ、ほうれん草なんですか? あ、でもほうれん草の味がしてきました……おいしいです!」(大森)
店長さんによると、カレーは既製品を使わず、スパイスの調合も自社でやっているそう。本場の作り方を取り入れつつ日本人の好みに寄せて、コリアンダーやパクチーなども加えているそうです。
バターチキンカレーは常時あり、もう一種は季節によって変わるとのことでした。
そんな大森さん、子役時代から数々のミュージカルの舞台に立っていますが、大人の俳優としてグランドミュージカルに出演するのは、今回の『屋根の上のヴァイオリン弾き』が初。現在、お稽古真っ最中です。
「お稽古は緊張しますが、楽しいです。(チャヴァ役の先輩である)唯月(ふうか)さんが、わからないことがあったら何でも聞いてねとおっしゃってくださって、心強いです。
まだ市村正親さんは(ほかの作品の本番中で)お稽古に合流されていないのですが、ご一緒できるのが楽しみです。市村さんは『ミス・サイゴン』で拝見しました。素晴らしかったです」
子どもの頃からずっとミュージカルが大好きだったこと、2013年の『レ・ミゼラブル』を観て、平野綾さん演じるエポニーヌに心を打ちぬかれ、いつかエポニーヌを演じたいと思っていること、最近では『next to normal』がとても面白かったことなどを、目を輝かせながら話してくれました。
今後のご活躍も楽しみですが、まずは3月のチャヴァ役を楽しみにしています!
スタッフはこちらをいただきました。
スキレットパンケーキ1,200円(税込)
スキレット全面を使って焼かれたパンケーキって、ワクワクしちゃうのなんでなのでしょう……。『ぐりとぐら』のパンケーキを思い出すからかな?
こちらで提供されるのはスフレタイプの軽い、フワフワなパンケーキ。
「甘くておいしいです。口に入れるとシュンって消えます!」(大森)
バター、生クリーム、メイプルシロップ付きです。
ちなみに取材にお伺いしたのはちょうどお昼時。店頭ではお弁当も販売されていて、このお弁当目当てのお客さんもひっきりなしに訪れていました。健康に良さそうなお弁当もとても気になりました……。
【メニューや価格、サービスなどは、2025年1月時点のものです】
(取材・文・撮影:平野祥恵)
取材協力:一般社団法人日本橋浜町エリアマネジメント
https://hamacho.jp/