東急シアターオーブ ミュージカル『プロデューサーズ』

STORY

落ちぶれたプロデューサーと気弱な会計士が
タッグを組んで一攫千金ボロ儲け!?
かつてはブロードウェイでヒット作を⾶ばしたが、今は落ち⽬のプロデューサー、マックス・ビアリストックは、打ち出す芝居がことごとく不⼊りで破産⼨前。彼のオフィスに会計事務所から気の弱い会計⼠レオ・ブルームが派遣されることから、話はひょんな⽅向へ転がり始める。 帳簿を調べていたレオは、成功した芝居よりも失敗した芝居のほうが利益を産むことに気づく。それを聞いたマックスは、計画的に芝居を失敗させて出資者から集めた資⾦をだまし取り、⼤もうけする詐欺の⽅法を思いつく。 マックスはブロードウェイのプロデューサーになるのが夢だったレオを丸め込んで、⼀世⼀代の詐欺興⾏を打つべく、「最悪の脚本家、最悪の俳優、最悪の演出家」を探し始める。 ようやく探し当てた脚本は、ヒトラーをこよなく愛するドイツ⼈のフランツ・リープキンが書いた『ヒトラーの春』。何とかご機嫌をとって契約をものにして、次に最低の演出家ロジャー・デ・ブリとアシスタントのカルメン・ギアをスカウト。 マックスは乗り気ではないロジャーを「トニー賞を取れるかも」とおだててその気にさせ、⼥優志望のろくに英語がしゃべれないスウェーデン娘ウーラを主演⼥優に迎え、ホールドミー・タッチミーらニューヨーク中の裕福な⽼婦⼈達から⾊仕掛けで巻き上げた出資⾦を元に、史上最悪のミュージカル製作に乗り出していく。